朝日を浴びる息子。風を受けるのが好きなようです。
私は、夏が苦手です。暑さがひたすら苦手。もちろん、セミの音やひぐらしの音や、明るい時間が長かったりという、あの夏特有のキラキラとした希望に溢れた感じは大好きなのです。しかし、近年の日本は暑過ぎる。殺人的だ。夜も眠れないし、昼間はクーラーのもと、なんとなく体調が悪くなっていく。一週間前に39度出た夏風邪が、一向に完治せずにだ〜らだらと咳と鼻ズまりと倦怠感が続いています。病院になかなか行かない私に、夫も母もしびれをきらして「さっさと病院へ行け」とのことだったので、歩いて3分、コンビニよりも近い小松川病院へ行って来ました。コンビニより近いのになぜいかんか?だって待ち時間が長いのや。赤子と待つのは大変だぞよ。
案の定、最近大声を出す事が流行り始めた息子は、病院でも大絶叫。やめてくれー!でも、この小松川病院は近所でも評判の、優しい病院。看護婦さんや受付のおばちゃんや、患者さんまでみんな優しい方で助かりました。私がレントゲンを撮っている間も、患者のおじちゃんが「オレがみててやるよ。」と言ってくれました。まあ、大絶叫は止まらなかったけど。全行程1時間半ほどでしょうか、親子は疲れきって病院から帰って来ました。
もう、この暑さがすべて悪いのだ。この暑苦しい髪の毛も切ってしまおうと思いたち、息子を夫に託して歩いて10分の1000円ヘアカットへ。皆さんは、1000円ヘアカット行った事ありますか?もう、私にはとにかく時間がないのです。あのゆったりとしたシャンプー台にのぼって顔へふんわりとガーゼを置いている時間なぞないのです。こじゃれたアシンメトリーヘアのスタイリストと呼ばれる人々と「このレングスが〜。じゃあ、アッシュで〜。」とか話している余裕なんぞないのです。
もう、じゃん、と入って、すっと座り「うっとおしくない短い髪にしてください。」と言うだけです。15分くらいでチンと、短髪のおばさんの出来上がりです。はあ、こういう道もある。今の私はこれでいい。もう少し気持ちに余裕ができたら、またアシンメトリーなスタイリストの人々と雑誌をめくってああでもないこうでもないと話し合おうやないか。