おばあちゃんからタマネギとグリーンピースとシソの葉っぱが届きました。急いで調理しないとグリーンピースは傷みやすいらしいので、朝届いた瞬間から、まぶたが開ききっていない状態で(私の)ぼんやりとサヤからマメを取り出すというまさにマメマメしい作業をしました。
頭も手もぼんやりとしているので、マメが相当転がります。何個かは落ちて行ったきり行方知れず。彼らとは縁がなかったと言うほかない。引っ越す時に掃除しててまた会うかもね、そのときまで元気で。
グリーンピースとは、昔和泉元やが花金データーランドで「あんなに小さいのにものすごい味に威力がある」と言ったように、昔から子ども達には嫌われてた気がする。私が小学校2年生の時に、同級生の丸山君が確か机の中に給食で出たグリーンピースをねじ込んで異臭騒ぎが起きたり、幼稚園であさみちゃんが鼻にグリーンピースを詰め込んで病院に担ぎ込まれたりと、先生達からしたら相当リスキーな食品だったはずだ。子ども達の「詰め込みたい」衝動は、もう子どもだから止められないし、私自身は好きだけど、私が先生だったら給食で出すのは少しやめてほしい食品だ。
そんなことで、豆ご飯を炊いた。ゴーヤとセロリが嫌いだと言っていた夫、どうやらグリーンピースもそんなに得意ではないらしい。結婚とは難しいものだ。「じゃあご飯の中のマメ、嫌だったら私食べるからよけていいよ。」と言ったけど、それはさすがにしなかった。エラい!おかわりもしなかったけど。
それから大葉の苗も届いた。私が2月からずっとほしいと言っていた大葉。母から一度もらったけど、次の日には枯れた大葉ちゃん。おばあちゃんはさすが、良い状態で届けてくれた。
私は再び自転車にまたがって、アピタに土とプランターを買いにいった。このシソはおばあちゃんの愛情そのものなのだ、絶対に枯らせたくない。そう思うとこわくて食べられない。