三重県が総力をあげて取り組んだリゾート施設、志摩スペイン村にオグと行って来ました。
あれは確か1994年、私達の地味な三重県にスペインを模した素敵なリゾート施設ができると聞いて、胸を躍らせた小学生の春。いよいよゴールデンウィークにオープンすると聞きつけ、友達家族と喜び勇んで出かけて行きました。同じ三重県内を移動するのに片道5時間、、、全ての三重県民が本日ただいまスペイン村に集っているとしか思えないほどの渋滞。でも確かにあのとき志摩スペイン村は輝いていた。私はその日閉館までいて、暗闇の池にメガネを落として帰って来ました。それでも楽しかった。
ほぼ10年ぶりくらいに訪れた私をおそった衝撃。土曜日なのに人の居ない園内、ほぼ貸し切り状態。クリスマスフェアはどうしたのだ?いまこそカキイレ時ではないのだろうか、、、。昔の方がかわいかったキャラクターのドンガバチョ達がお客さんを捜して右往左往している姿に、私の心にアンダルシアの風ではなく、西部劇の木枯らしが吹きすさびました。
何がどうダメって、具体的に言い過ぎるのはよくない。それは分かっています。でもこのアトラクションの看板を見ていただければ、なんとなくダメになった理由がお分かりになるのではないかと思います。
私は三重県を愛しています。それはそれは愛しています。だからこそ、頑張ってほしいのです。園内全体に漂うあきらめムードが悲しかったのです。
朝10時くらいに着いたのですが、私達は園内でどうにもこうにも時間を過ごす事が難しく、予約していた志摩スペイン村ホテルに3時頃にチェックインしました。
温泉があってよかった!!!持って来たミカンを食べたりしてのんびり過ごしました。これはこれで良い。
みなさんどうかスペイン村に来てください。ある意味のんびりできます。三重県民からのお願いです。