三重県立美術館で開催中の「福田繁雄 大回顧展 ユーモアのすすめ」を観て来ました。
福田繁雄さんは、美術やデザインを志した方なら確実完全に尊敬してしまう偉人であります。私も大学時代は、福田さんの展示を観に行ったりしました。2009年に福田さんが亡くなられた時は、日本の宝物がまたひとつ失われたようでした。
あまりにも有名なので、あらゆるシーンで私は彼の作品を目にし過ぎていて、「ああ、あの有名な人の回顧展があるんや〜また見に行ってみよ〜」くらいのライトな気持ちで再び彼の展示に足を運んだのでした。
でも、ひとたび展示会場に足を踏み入れると、私は見慣れたはずの彼の作品群に再びものすごい驚きました。大学時代以上に、彼の偉大さに打ちのめされてしまいました。
個人的に好きなのは「使えない食器と道具シリーズ」。すくう部分が二つ連なったスプーンとか、二股のネジとかいっぱいあります。思いついたら全部つくっちゃおうというのが、おもしろいなあ〜。
すごいものはいつみたってすごいんだ。
あれ??これって福田さんの作ったやつかな、、、?展示コーナー外にあったおもしろい作品。作者名を確認し忘れる。褒めておいて失礼な振る舞いをしてしまった、、、。キリン柄の馬、牛柄の馬。
福田さんに全然関係ないけど、今日のお昼ごはん。
世界中のネバネバしたものを集めて、スーパーネバネバスペシャルを作ってみたいという欲望にかられて実現。
なめこ、オクラ、やまいも、モロヘイヤ、エノキ、ワカメでできています。全部私の好きな物。それを一つのお皿にまとめたってことは、私にとっては夢のようなお皿です。でもヌルヌルしすぎてよく噛めなかった。一人でごはんを作る時は色々実験ができて楽しいな。