年に一回くらいしか利用しないうちの最寄りのバス停。つい最近その年に一回のチャンスが到来したので激写しました。
この地域に生息している人間がいうのもなんだけど、わびさびを通り越していないだろうか?初めて見た人は、この小屋の中には何があるのか恐怖心に支配されるに違いない。この日は晴れ渡る天気だったので、全然こわくなかったけど、雨の夕方とかはかなりのもんです。
ここも昔は「北店」という極小商店だったんです。私とお姉ちゃんとあんみつ(仲が良かった近所の女の子のニックネーム)でよくここにアイスを買いに来ていました。ポテトチップスや板チョコなんかもあって、GHQに群がる子どものようにここに来るのが楽しみでした。その思い出がある者にとっては、この小屋は愛おしいものです。
本当にいつの間にかお店は閉められていました。車に乗れない子どもの時代は、よくここでバスを待っていたものです。小さいおばあちゃんが一人でやっていました。この日バスを待っていて、死ぬ間際でもないのに小さい頃の景色が走馬灯のように私の中で回っておりました。
話を変えますが、5月がとにかく好きです。やたら体調を崩しますが、この緑が爆発してくる感じがいてもたってもいられなくなりませんか。
うちのエクステリアにあるブーゲンビリアが、けっこう久しぶりに赤くなったので母が興奮していました。牛じゃないけど、やっぱり人も赤をみると興奮するんだね。この蘭の花も、相当長い眠りから覚めて久しぶりに花をつけました。なので今ここの主役に抜擢されています。ヒロイン争いで枯れませんように。
うちのエクステリアにはけっこうな量の観葉植物がありますが、母が「こんなに周りが山だらけなのに、どうして私はいちいち観葉植物を買って来てしまうんだろう?」ということを言っていました。前世に何かしらあったのかもね。砂漠で木を植えてた人とかさ、、、。