花火の写真やディズニーのパレードほど、写真で撮るとつまらんものはないと思いますが、撮りました。あれはライブ感を楽しむもんですから。
昨日は高校からの友人ひとみちゃんとつーさんと初めて名張の花火へ行きました。浴衣を着る約束で前の晩に血眼で探すも見つからず、しょうがなくドミニカ共和国の女性が着るような大柄の花柄ワンピースをチョイス。どうやっても、お祭りでは浴衣の女性が何倍も素敵に見える。モダンな浴衣を身にまとった二人の友人をうらやましそうに見つめ、ドミニカは頑張りました。花火を観に行くのは多分5年ぶりくらいかもしれません。何をやってたんだよ私は5年間も、、、と思いました。もっと花火は観に行った方がいい。ちなみにひとみちゃんは、東海地方の花火は全部観に行く、というお祭り大好き人間です。レジャーに貪欲な人間が友達だと人生は何倍も楽しくなると心から思います。つーさんは毎日夜の10時半には就寝する女子なので、後半口数少なくなっていました。ひとみちゃんがきちんと御座とクーラーバッグを用意していてくれたので、人生史上最強にベストな状態で花火を観ました。備えあれば憂いなしってこういうときに使うんだよな。
近頃の花火は、何色もあってカラフル。垂れ下がって落ちたり、キャラクターの顔の花火やハート型などもあるようです。心臓に響くあの音はずっと変わらず、小さい子どもには脅威の音。あれがいい。
しかし花火は同時にヤンキーにとっても大事なイベントであるということに気がつきました。彼らが輝くときでもあるのです。ヤンキー達は、自分が一番目立つように思い思いの工夫をこらし本日に臨んだようです。個性があるようでないキャラもののジンベエ姿、欧米にいったら確実にレイプされるであろう露出狂の未成年、酒を飲んで補導される高校生、花火が終わった後のゴミだらけの街。ジャスコの店内は安っぽいカラフルさに彩られていました。
それでも、これが日本の夏なんだなあと大きな花火の後の歓声や拍手を聞いてじんわりとしました。