「少女・夢みるとき」展のオープニングの夜は、奇跡の夜となりました。アルバムジャケットのイラストを描かせていただいたオオモリメグミさん(www.myspace.com/megumiomori)と、私のHPを管理してくれているデザイナーのOZ君がオープニングに来てくださり、猛烈な行動力と人間力のメグミさんが「今から菊地さんとこに行こう!」と、そのままブルーマークのデザイナー菊地さんのもとへ連れて行ってくださいました。(アルバムジャケットをデザインしてくださったのが菊地さんでした)
菊地さんの事務所の真下が「NEWPORT」(http://nwpt.jp/)というバー兼カフェ兼ライブハウスになっており、そこで待つ事数十分。私からしたら、芸能人より断然すごいデザイン界のスター菊地さんが、ポロンと登場しました。
菊地さんは学者のようであり、真実しか口にしない人でした。はっきりいって、私と菊地さんでは知識量や経験値や脳みその構造などに差がありすぎて、会話にならない具合で、私は小学生になったような気分になりました。でもそのなかでもたくさんはっとするような言葉をいただき、私は一生懸命それを咀嚼しようと思いました。
「賢くなるんじゃないんだよ、とにかく考える事だよ。自分の生活のことを考えてみれば、知りたくなるのは当然でしょ?」という言葉が特に印象的でした。
すると、隣で呑んでいる方がメグミさんと菊地さんのお知り合いのカメラマンさんだと分かり、その方が素足にコンバース、Vネックの黒のTシャツ、ウエーブのかかった髪、日焼けした肌、そして都会のバーで交わされるなんだかしゃれた会話などが相まって相当トレンディな空気を私は感じてしまいました。そういえば菊地さんも素足にデッキシューズ!メグミさんの頭にはカンカン帽。さらにそのバーのカウンター内に居た方が「Pepe California」のプロデューサーの方だとわかり、東京ってすごい、東京っって、、、!デザイナーとミュージシャンとカメラマンとプロデューサーがバーで出会ってる!と私が一人で興奮していました。
パー子になりきった私はそのギョーカイの空気を捉えようと写真を激写しました。手ぶれ激しいその写真を私は一生大事にしよう。
この夜のご縁に本当に感謝します。みなさまこれからもどうぞよろしくお願いします。