三重でどこか良い美容室はありませんでしょうか?いよいよ髪の毛のプリンが目立ち始めたので、探す努力をしないまま、祖母と母が行きつけの激安美容室へ、、、。
この美容室は関西を中心としたチェーン店なのですが、回転率重視のファミリータイプです。スタッフもかなり個性的です。カタコトの日本語を話すギャル、関取と見紛うばかりの大柄な女性、あなたの髪の毛はいつ手入れをするのか聞きたくなる野放しヘアの女性、勢力の弱そうな男性スタッフ。だからある意味気楽なんですけど、みなさん気さくすぎるほど気さくなので、ゆるい三重弁で「別に切らんでもええんやに」とか言ってくます。おしゃれすぎる美容師は心苦しい私には、緊張しなくてまあいいんですけど。
カラーだけをお願いしまして、いよいよ洗い流すためにシャンプー台へ。そしたら、ものすんごい厚手のタオルを顔にのせるので、途中で気を失いそうになりました。そして顔面蒼白のままブローへ。
眉毛の太い女性がドライヤーを二本使いして乾かしていきます。おや???だんだん乾いてきたけど、そのブローのやりかただと、私90年代初期の工藤静香みたいになっちゃいませんか??その大きなレイヤーを顔の周りに並べるのどうしてですか??その立ち上がったすだれ前髪どうにかなりませんか?と、疑問はどんどんふくらんで私の頭を占拠していきました。でも最後はまさかキチンとなるだろうと思っていたら、「はい、おつかれさまで〜す。」とまんまと、1988年の「MUGO・ん…色っぽい」を背負わされて外にホリダされました。
そういやいつも美容院帰りの母は、ディスコな匂いを漂わせていた。「しけたツラでふける」ように、トレンディな町を歩いた私でした。