本日は(もう昨日だけど)節分でしたので、おばあちゃんと儀式をしました。
柊とイワシの頭を豆の枝に刺したものを、玄関に飾る。これがおばあちゃんが脈々と80年続けてきた儀式です。「イワシを食べにきた鬼がな、この枝で目をつくんやに。そんでもう来やへんの」と、ローカル言語で真剣に語っていました。
そのあとは、「福は内、富は内」と言って、豆を投げながら各部屋を回り、最後に玄関で激しい口調で「鬼はそと〜うう!!」と叫んで豆をまき、「ピシャ!」と戸を閉める。
おばあちゃんは、娘がみんな結婚して家を出て、おじいちゃんが亡くなっても、ひとりでず〜っとこれをやってきた。今日は私が一緒に儀式に参加してくれたから嬉しいと言っていた。
今日の夕ご飯は、頭のないイワシ、恵方巻き、茶碗蒸し、カキフライとふきのとうの天ぷら、でした。こんなに節分について考えた日はないなあ。