私と息子が三重に帰郷している間に、夫が左足を骨折しました。私が三重の家族と賑やかにしている時に、沈んだ声の夫から電話があり、しばらく私は自分の事ばかり話していましたが、ふと夫が「あのな、、、骨折したんや。」とぽそりとつぶやきました。三重の家中大騒ぎになり、「すぐ東京に帰った方がええんとちゃうか!」とかなんとか騒いだのですが「帰ってくるのは予定通りの日でいいよ」との事でした。
なんでも趣味で続けている陸上の試合の日で、軽く練習がてらランニングしていたときに起こったそうで、道にあった障害物を避けようとして、よけたら、なんたらかんたらで骨折したそうです。落ち込んでいましたね。走るのが好きな人間が、一時期とはいえ走れないんですから。仕事が営業なのに、松葉杖でしか動けないので仕事もほとんどできずに、事務仕事を回してもらってどうにか仕事に行っていました。体って大事ですよ。
それでも左足だから、運転はできるんです。幸いな事に。そんでさらに不幸中の幸いなことに、我が家が新車を購入した直後の出来事だったんですね。ええ、車を買いました。それはある日突然にです。猛暑が続いていた7月の下旬。暑さで全く家の外から出られず、自転車も乗れず、息子は外に行きたがって騒ぎ、家中のイライラが頂点に達した時でした。「もう、車買お。」私がつぶやき、家族ですぐ近所にあるトヨタカローラに行き、二週間後には判子をついていました。
ファミリーカーです。でっかいやつ。スライドドアね。ファミリーカーってあんまりデザインが好きなのがないのですが、もうそこはファミリーだからそんなもんでしょう。突然に車を買ったとはいうものの、社宅で空いていたお隣に、Oさん一家が越して来た事が大きいんです。Oさん一家は小さい子どもが二人いて、車を持っていて、週末になると家族で車でお出かけしていたんですね。それがもう、うらやましすぎてうらやましすぎてね。なんで我が家は週末に汗だくだくになって自転車で遠距離走ってんだろ?疲労困憊になって帰って来てから夕ご飯を作る事の苦痛さと行ったらありませんよ。「車さえあれば、我が家はもっと幸せになれるはず」みたいな変な考えの虜になってしまった結果です。
結果。車ってすごい。車超楽。もっと早く車買っておけば良かった。です。Oさん一家ありがとうです。私の背中を押してくれて。いや、勝手に押されたのは私ですが。夫も足を骨折した中で、車が無かったら本当に病院にも行けないしめちゃくちゃ車に助けられました。
こんなでっかい車、私は絶対に運転なんてできないだろう、しかも東京の街を、、、。と思い込んでいたのですが、夫を駅まで送ったりなど、必要にせまられて結局私も案外乗り回しています。しかし、東京の駐車料金の高さが泣けます。そして、運動量が減ったからか、太ってきました。でももう戻れない、車がない日々には戻れないのです。さようなら、汗だくの日々。さようなら、強風にあおられる日々。