小説「濡れた太陽」の扉絵を描かせていただいております、トリッパーの2010年秋号がでました。
昨日辺りからめっきり秋らしくなりましたね。あの地獄のようだった猛暑列島がやっと深呼吸を始めた、という感じがいたします。風がさわやか〜。気がつくと目の前の田んぼの稲が刈り取られて、ハゲグラウンドになっていました。あ〜寂しい。
これからどんどん朝起きるのが辛くなっていくのだろう。ハンドクリームを重ね付けしてもすぐにかさかさになっていくのだろう。あんなに暑さが憎かったのに、もうこわい、今度は寒さが。もう夏の事なんて忘れちまった。
まだまだ始まったばかりだわ!と思っていた「濡れた太陽」の扉絵も、いつのまにか4枚目。毎回緊張しますが、毎回楽しいです。しかし、私は力を入れすぎると何事もうまくいったことがないので、「意識しすぎるな、意識しすぎるな」と唱えながら描いています。結果激しく意識して描いてしまいます。
今回は青年の顔を描きました。老けてるけど。最近手相に凝り始めましたが、自分の指紋がほとんど見えないということが判明しました。多分絵を描く時にこすりまくるからなくなったんだと思います。