よーこちゃんちにお泊まり計画二日目。2006年からずーーーーっと行きたいと思っていた「メイとサツキの家」に朝から行って来ました。
「メイとサツキの家」は「愛・地球博」のときに建てられた万博記念公園の敷地内にあります。「となりのトトロ」に出てくる草壁一家の家をそのまま再現してあるおうちです。これが相当すごくて、なんと観覧者は家の中に入って、自由に押し入れの中や引き出しのなかを開けて、中のものを触ってもいい事になっているのです。しかも、映画の時代設定が昭和30年代なのですが、その当時のものを全国から探し歩いて、鉛筆一本、本の一冊一冊、服や缶詰に至るまですべてのものが当時のものなのです。中には大変貴重なものももちろんあるので、丁寧に扱わなければいけないのは当然なのですが、それにしても博物館のものを全部さわれるような感覚でとてもおもしろいのです。
万博当時は、予約がいっぱいで到底観れそうになかったので、「いつか絶対いくんだ」と願っていた事が実現している喜びでいっぱいでした。他の観覧者の人たちも、共通点はただひとつ「ジブリが好き」っていう人々が集まって、集団で引き出しを開けたり、戸棚を開けたり、押し入れをのぞいたりしているので、ちょっとした窃盗団のようなのですが、みんなワクワクしてすごく嬉しそうでした。
家自体は、思っていたより小さい印象で「このお風呂には3人入るのは無理だろう?」とかつっこみどころもあるのですが、まあいいんです。楽しけりゃ。