8月17日に劇を観に行きました。映画はよく観に行きますが、劇は数えるほどしか行った事がなく、そわそわしました。大学時代の友人が出演しているので、これは行かねばと高円寺までバスで。
大学時代を知る友人が、ちゃんとその人のキャラクターに合った役を演じていたので素直に嬉しかったです。ものすごく親しいというわけではなかったのですが、またもや親戚のおばちゃんになった気持ちで、時の流れを感じました。女優さんは白い陶器のように輝いており、私がもしこの人に生まれたら「よし、女優になろう!」と思うに違いないと感じました。
一人一人の座席に、作家である鴻上尚史さんの書いた「ごあいさつ」の紙が置いてあって、その大学ノートに書かれた文章に、劇が始まる前からなぜかほろりとさせられました。
劇が終わってからエントランスでお見かけした鴻上さんは、なんだかできたての生麩のように柔らかそうでした。